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ミルグラム効果

 ミルグラム効果とは、アイヒマン実験と呼ばれる実験で、人は閉鎖空間で、権威者から指示を受けたとき、どこまで凶行に走れるかというもの。簡単に言えば、閉鎖空間であれば人は命令されれば人殺しでもできるという恐ろしいものです。

 では、アイヒマン実験とはどのような実験だったのかを簡単に説明します。

 まず、実験に参加したのは一般のアメリカ市民で、20代~50代の40名で「記憶に関する実験」と称してイェ-ル大学の心理学者、スタンリー・ミルグラムが公募した人々です。

 公募により集まった参加者からを教師役と生徒役を抽選で決めます。この時の抽選は40名全ての参加者が教師役になるように仕組まれているもので、生徒役は大学で用意した役者たちであった。

 実験は教師役の被験者が生徒に質問をし、その答えが間違った場合、生徒に対して電気ショックを与えるというもので、実際に被験者にも45ヴォルトの電気ショックを経験してもらい。それがいかに不快なもので危険なものかを十分に理解してもらう。

 生徒が一問間違えるたびに15ヴォルトずつ電圧を上げ、最後的に生命の危険があるとされる450ヴォルトの最大値の罰までをどれくらい教師役が与えることができるかということを実験したも。その結果、驚くことに研究者たちの大方の予想を裏切り、26名、つまり62.5%の一般のアメリカ市民が致死に至ることを知っていながら450ヴォルトの電圧を生徒役に加え命令に従った。

 実際は生徒役のサクラに取り付けられた電線は教師の電圧加圧機器とは繋がっておらず、電気ショックを与えるたびに予め用意されている悲鳴や呻き声のテープが再生され教師役に苦しんでいる状況が音声を通じてわかるようになっていた。

 教師役の被験者たちは、途中で実験を止めたいと進言しても、そのたびに白衣を着た教授や博士といった権威者が「大丈夫です。続けて下さい。」と指示を出し、続行を促した。それでもまだ躊躇する被験者に対しては「責任は全て私がとります。続けて下さい。」と言い聞かせた場合、この残虐な行為を貫徹したという実験結果が明らかにされた。

 恐ろしいことに閉鎖された空間では権威ある者に命令されれば、人は誰しも殺人などの重犯罪を犯してしまう可能性があるということです。


 会社組織で法に触れることをしていても誰もが止めることも通報することも無くその犯罪に協力してしまうことが多々あります。

老人を狙って高額の商品を騙して売る。効果が無いことがわかっているにも関わらず、さも効果があるように騙して売るなどの会社ぐるみでの詐欺、粉飾決済、消費期限偽装、牛肉偽装、産地偽装、リコール隠し、など企業の大小に関わらず組織的に犯罪を犯す企業は多いです。

 その場合、実際に関わった人(実行した人)が詐欺罪などで捕まり、命令した会社は証拠不十分で捕まらないといったケースも多々あります。

 自分は大丈夫と思っていても実際にアイヒマン実験と同じ状況下で、あなたは電気ショックを与えずに実験を中止させることが出来るでしょうか?

 実際に法に触れるとわかってやっている企業であれば、アイヒマン実験よりも周到に狡猾にあなたを洗脳し犯罪の協力をさせることは簡単に出来るのかもしれません。
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