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学習性無力感

 学習性無力感とは長期にわたり、抵抗や回避の困難なストレスと抑圧の下に置かれた者は、その状況から「何をしても意味がない」ということを学習し、逃れようとする努力すら行わなくなるというものである。

 「何をしても意味がない」といった無力感は学習によってもたらされることを犬を使った実験によって心理学者のマーティン・セリグマンが示しました。

 実験の内容は逃げ場の無い犬の部屋を用意して予告信号のあとに床から電気ショックを犬に与えるというもので、二種類の犬のグループを作り一方は予告信号の後にパネルを足で押すと電気ショックを終了させ、もう一方は電気ショックの回避手段がない状況を用意した。

 その状況を経験したグループの他に何も経験していない犬のグループを増やして、壁を乗り越えれば電気ショックを回避できる実験をしたところ前段階で回避手段の無い状況を経験している犬のグループは壁を乗り越えれば電気ショックを回避できるのに電気ショックと自分の行動が無関係であると学習している為に回避行動はとらず何もしなかった。

 また、その他のグループは回避行動を取り電気ショックを回避する行動をした。

 これらの実験からセリグマンらは学習性無力感と呼び、無力感は経験や学習によって身につくものだと示した。

 また、象の調教にも学習性無力感は使われており、象を調教する際に子象の間にクビからロープを繋ぎ強固な杭で繋いでおく象は何度も逃げ出そうとするがロープに繋がれている強固な杭を壊すことが出来ないことを何度も学習し、杭に繋がれてる状態では逃げられないと学習する。

 それによって、その後は小さな弱い杭で止めるだけでも逃げられないと思い込み大人しくなるのです。

 この様に学習性無力感は長期わたり抵抗や回避の困難な状況に置かれると何をしても無駄だと思い込んでしまうのです。
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